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Careflee

 コルクさんがパニック障害になっても人生を楽しめている理由

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意外な展開で鬱状態から抜け出す、次に紹介されたのは心療内科だった

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意外な展開で鬱状態から抜け出す、次に紹介されたのは心療内科だった

【前回までのあらすじ】

体調を崩してから、ありとあらゆる事にチャレンジしてきたが、改善がみられず、車の運転もできないままであった…。

ここへ来て…、完全に心が折れてしまったコルクさんであった…。

 

 

水を打ったような、静寂の中…。

時間だけが過ぎていく…。

秒針は鳴っているものの…、今が何時なのかも分からない…。

………。

容赦のない思考に、とことん引きずり込まれていく自分がいる…。

その反面…、これは思考の仕業だ…と分かっている自分がいる…。

思考と感情が、タッグを組んで…今の状態を引き起こしている…、と分かっている自分がいる…。

分かっていても…、今はどうしようもない(コントロールできない)…と分かっている自分がいる…。

その全てを…、ただ、観ているだけの自分が、一番後ろにいる…、一番後ろに…。

自分とは…、いったい何人いるのだろうか…。

フタを開けてみれば…、案外、いないのかもしれない…。

あるのは…意識…だけか……。

時間だけが過ぎていく…。

夜になると布団へ潜り込む…。

決まって5時には、大量の発汗と共に…うなされて起きる…。

うなされて起きる、と言う表現を聞いたことはあったが、経験してみると、かなり強烈だ…。

そして…、昨日と同じ…。

秒針だけを聴いている…一日…。

………。

3日程たっただろうか…、翌日は再診のため、病院へ行く日である…。

初診の時にもらった漢方、2週間分がなくなる時である…。

うつろな状態で…、そんな事が頭をよぎる…。

フラフラとトイレへ行こうとしたコルクさんは、キッチンに無造作に置いてあった『赤○きつね』に目が留まる…。

なんとなく、以前買ってきた記憶はあるが…、いつから置いてあったのだろうか…。

お湯を沸かすコルクさん…。

食べてみて驚いた!

旨いのだ!

『赤○きつね』がビックリするほど!

旨いのだ!

勿論、今までの人生で『赤○きつね』を食べたのは初めてではない…。

『ど○兵衛』や『カップ○ードル』などなど、今までいくらでも食べたことはある…。

この3日程、ろくに食べずに漢方だけを飲んでいたためか…。

自分で気がついていないだげで、相当な空腹だったためか…。

理由はどうあれ、驚くべき美味しさを誇る、『赤○きつね』は、コルクさんによって、いともあっさり平らげられてしまったのである。

治まらなくなったコルクさんは、「もう一つ!」と、太陽が東から昇るくらい、当然のように買いに行こうとするのである。

その時、洗面台の前に立つ…、改めて見る自分の容姿に驚いた…。

無造作に伸びている無精ヒゲ、痩せこけた頬、短髪が伸びて寝グセがついている頭…、マジックで塗ったような眼の下のクマ…。

おまけに目ヤニか何か良く分からない、カペカペしたものまでついている…(T_T)。

コルクさんがゴルグさんになっている…。

こんな奴が、『赤○きつね』をカゴに入れた自転車を嬉しそうに乗っていると、確実に職務質問を受けるだろう…。

要らぬ面倒は、起こる前に回避する、用意周到なコルクさんは、4日ぶりにシャワーを浴び、髭を剃り、服を着替えた。

 

ゴルグさんがコルクさんに戻った瞬間だった。

 

はやる気持ちを押さえ、自転車にまたがるコルクさんは、やや大きめの鼻歌混じりに『赤○きつね』を買いに行くのであった。

状況的に見て『赤○きつね』がコルクさんを救った、と言っても過言ではないだろう…。

この日から、しばらくの期間、コンビニや、スーパーなどで『赤○きつね』を見かけると、軽く会釈するコルクさんであった。

 

パニック障害!

翌朝、8:00頃にタクシーを呼び、病院へ向かったコルクさん。

この病院へ来るのは、これで三回目である。

初診の時は、めまい専門の内科で診断が出て、2階にある耳鼻咽喉科へ行った。

二回目は耳鼻咽喉科だけに行った。

三回目の今日も、本来ならば、診断が出ているので、耳鼻咽喉科だけなのであろうが、初診の時に内科の先生が「漢方2週間飲んで、改善が見られない場合はまた来てください」と言われたような気がしたので、最初にめまいの内科へ行ってみる事にした。

この日も案外早く、15分程待って、コルクさんが呼ばれた。

診察室へ通され、横にあったカゴに鞄を入れるコルクさん。

2週間前と同じ先生が「こんにちは、コルクさん、その後どうですか?」と聞いてくる。

本当にめまいが原因で、車の運転ができないのか?と現状を話し、記者会見のマスコミのように、アレコレと質問をするコルクさん…。

話を聞いていた先生が「ちょっとコルクさん!それ!めまいじゃないわ!心の問題かもしれないわ!」

『心の問題』という言葉にたじろぎ、しどろもどろになるコルクさん!

そりゃ…心が綺麗だとは言いませんよ…、ズルイし…、意地悪だし…、嘘つきだし…、ス○ベだし…、世の中に存在する男性は自分一人でいいとも思っているし…(-_-;)。

と、念仏のように独り言をブツブツいい始めるコルクさん…。

コルクさんの独り言を遮るかのように、話し出す先生。

「心療内科へ行ってみましょう。耳管開放症が治りきっていないのか…とも思えますが…。心療内科へ受信してみる事をお勧めします!どこか行きつけの心療内科あります?」

「行きつけの?…、行ったことありませんよ(汗)」

 

内科の先生に、心療内科を紹介してもらったコルクさんは、2階の耳鼻咽喉科へ向かう…。

内科での内容を、耳鼻咽喉科の先生に話すコルクさん。

「そうですか…、では行ってみましょうか…心療内科へ、漢方はもう2週間分出しときますので、飲み続けてください」

と言われ、病院を後にするコルクさん。

何故か、心療内科という言葉に、何の根拠も無いが…、少し抵抗感を覚えるコルクさん…。

車の運転が出来るようになるならばと、一瞬戸惑いのような感覚はあったものの、他に選択肢はない…。

病院を出て、すぐに診療内科へ電話してみる…。

電話にでた女性の口調は淡々としている。

完全予約制という事で、今日空いていないかと聞いてみるコルクさん。

15:00ならば入れるとの答えに、早速予約を入れる。

時計は10:40を指している…。

近くの薬局へ2週間分の漢方をもらいに行くコルクさん。

薬剤師さんが、漢方を2週間飲んでみて、体調はどうかと丁寧な口調で聞いてくる。

それに答えるコルクさん。

特に、聞きたかったのは、だいたいどの位の期間、飲み続けるものなのか…という所である。

流石に、これだけの期間です!…とはハッキリ答えられない(当然だが)薬剤師さんであったが…「漢方は人により、効果が出てくる時期が違いますので…、1か月、2か月と状態を観て判断されます」との説明であった。

11:00を回った頃、薬局を出たコルクさん、外は雨が降っていた…。

時間的に中途半端なため、一度帰宅することにした。

道路を挟んで、向い側にコンビニがある。

何か買ってから帰ろうと考えたコルクさんは、出たばかりの薬局へ戻る…。

「すみません、コンビニ行きたいんですけど、傘貸してもらえます?」と尋ねるコルクさん。

「あっ、そこのお好きなのをどうぞ」と親切に答えてくれる薬剤師さん。

傘立てには3本程の傘があった。

適当に、透明色のビニール傘を借りてコンビニへ行くコルクさん。

買い物が終わり、薬局へ戻ったコルクさんは、丁寧にお礼を言って傘を返す。

帰りのタクシーに乗ったのは、11:30頃だった…。

一度住家へ戻ったコルクさんは、コンビニで買ったおにぎりを食べながら、心療内科までの道のりを確認する。

13:00を回った頃に住家を出たコルクさん。

雨は上がっていた…。

濡れているアスファルトの上を、軽快に自転車で走るコルクさん。

最寄り駅につき、電車に乗った…。

時間が時間なだけに、電車内はガラガラに空いていた…。

14:00前に金沢駅で降りたコルクさんは、少し時間に余裕があったため、駅のカフェに入る。

アイスコーヒーを注文し、350円払ったコルクさんは、椅子に座り、のんびりとコーヒータイム。

やや眠気に襲われる中、時計は14:30を指していた…。

コーヒータイムが終わったコルクさんは、バス停に向かう。

丁度、迎えに来たかのようなタイミングでやって来たバスに乗り込むコルクさん。

15分程でバスを降りた…、向かう先は徒歩で3分程のところにある心療内科である…。

町中の大通りに面した、薄暗い雑居ビルのような建物の5階に心療内科はあった…。

狭いエレベーターに乗り、5階へ上がる…。

ガン、と雑に止まる年期の入ったエレベーターから降りると、心療内科の入り口があった…。

静かな場所である…。

生まれて初めて入る心療内科…、やや不安もあるが、これで治るなら…、と恐る恐るドアを開けるコルクさん…。

受付には女性が一人座っていた。

名前を名乗り、保険証を出したコルクさん、座って待つように言われる…。

中はこじんまりとした印象で、椅子が6つほど並べられている…。

一つの椅子にはコルクさんより、少し年上であろう女性が座っていた…。

コルクさんが端っこの椅子に座ろうとした時だった、診察室から一人の女性が出てきた…。

お互い席を譲るかのような仕草をみせ、その女性が座り、椅子を一つ空けてコルクさんが座った…。

間もなく、待っていた女性が呼ばれ、診察室へ入っていく…。

もう一人の女性が呼ばれ、受付で清算し、帰っていく…。

静かである…。

一人で待っているコルクさんは、案の定ウトウトしだす…。

10分程まっただろうか、診察室から女性が出てきた…。

待つこと1分ほど…。

「どうぞ」

と呼ばれたコルクさんは、診察室へ入っていく…。

時計は予約時間の丁度15:00頃を指していた…。

 

 

【次回予告】

心療内科の先生が出した診断は『パニック障害』というモノであった…。

今までの一連は、めまい症から始まり、耳管開放症となり…、それでも改善されずに今に至る…。

約三週間もの時が過ぎた今…、コルクさんを苦しめ続けてきた影の黒幕、ラスボスがついにその姿を現す!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT THE AUTHOR

コルク
1976年生まれ 男性
パニック障害 耳管開放症 良性発作性頭位めまい症
2015 良性発作性頭位めまい症発生 
2016 パニック障害 耳管開放症発生
現在克服中 改善方法、体験を載せてます

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