【前回までのあらすじ】
パニック障害にかかり一ヶ月半もの休職を経てようやく仕事復帰を果たしたコルクさん。何とか仕事をこなしては来たものの、まだまだ症状は残っていた。
頃は12月に差し掛かろうとしていた。
前回からの引き続きで、夜のバイパスの運転を何とか克服しかかっていた頃だった。
季節的に17:30を超えると暗くなっていた。
そんな中、コルクさんは毎日のように仕事帰りは自らバイパスの運転をして帰る!
との意気込みに、バイパスも白旗をあげたのであろう…すでに帰り道に弊害は感じなくなっていた。
さすがはコルクさんである( ͡° ͜ʖ ͡°)
そんなある時友人から連絡があり、コルクさんがその友人を迎えに行くことになったのだ。
コルクさんの事はよく分かっているハズなのに、コルクさん運転の車に乗ろうとする友人も只者ではない…(汗)
正直コルクさんも、できれば人を乗せたくはないとの思いもあったのだが…。
19:00を回った頃、友人を迎えに行くコルクさん。
克服した夜のバイパスに乗った時である。
「んんん…??」
違和感が起こる!
「のおおお!」
クラクラする…(汗)
すぐさま下道に降りるコルクさん…
ちょっと整理してみる…。
克服しきっていなかったのだろうか…?
この夜のバイパスも、運転できる時、できない時があるのだろうか…、仕事の帰りはもう特に問題はなかったはず…。
まさか!!!
閃いたコルクさんは、バイパスの下を潜り、反対車線(帰り道)に乗ってみた。
特に問題なく運転できる⁈
また下道に降りるコルクさん、反対車線に乗り走ってみる!
「のおおおおっ!(汗汗)」
目の焦点が合わなくなるような違和感が襲ってくる!
何とか下道を降りたコルクさん…。
結果!
帰る道は運転できるが、行く道は運転できない!
こんな事もあるとは…
コルクさんは予想もしていなかった…(悲)
こんな「応用編」があろうとは…
さすがに愕然としたコルクさん。
開いた口が塞がらないとは、まさにこの事と言わんばかりに開きっぱなしになった口、顔の皮膚もパサパサに乾燥してしまう程のショックを受けたコルクさん…。
下道でのんびり運転しながら友人宅へ向かったのであった。
友人と会い、早速そのことを話したコルクさん。
友人「マジ⁈ んじゃ俺の車で行こうか!」
コルク「……(汗)」
そんな経験もしてしまったコルクさんが、次にやるべき事は…!
仕事帰りに…バイパスを往復する事であるっ!
これは決して今出来ない事ではないと確信があったのだ!
反対車線は走れる、というのがその根拠になっていた。
そうと決まれば、仕事終わりに赤いマントを羽織ったスーパーコルクマンは行くのである!
仕事終わりにバイパスに乗り、自宅の方へ向かうが…
途中で降りる!
バイパスを潜り、反対車線に乗り走る!
「おおおっ!来たーっ!∑(゚Д゚)」
自宅とは反対へ向かいながら違和感と戦う!
バイパスの攻撃に怯まず応戦するスーパーコルクマン!
であったが…
「ぐうう…もうダメ…」
するするとバイパスを降りるマントがビリビリに破れたスーパーコルクマン…(悲)
必死の攻防の甲斐なく破れたスーパーコルクマン…
仕事終わりに何をやっているのか…(汗)
これは、おそらく車のスピードと周りの車のライトなどが関係しているのではないか…
と、勘のいいコルクさんは思ったのである!
が…
思ったところで、どうにもならい…(ー ー;)
この時から、ほぼ一週間に渡り…
「夜のバイパス反対車線」VS「スーパーコルクマン」の激闘が繰り広げられることになる。
この時の症状も、やはり一緒なのである。
違和感を感じて目が動かせなくなる。
目を動かして、視点を戻すとクラっとくるのだ。
バイパスに乗る前に、目を動かし、目の体操をしてみるなど試したが直接的にはあまり効果は感じられなかった。
一週間ほど経って、身体が慣れて来たのだろう。
というのが素直な感覚である。
やはり、できる時は挑戦し、気持ちの乗らない時は無理をしない。
というのが一番いいのかもしれない。
身体が拒否している時に、無理に叩き起こそうとするのはコルクさんの悪い癖かもしれない…(^^;
コルクさんに必要なのは、身体に従い共に改善を目指して行く事なのだろう。
それをコルクさんは、目の前に人参をぶら下げられると…
もう我慢が出来ない!
必死になってどこまでも追いかけるコルクホースになってしまう…(汗)
何とか夜のバイパスも克服できた(?)スーパーコルクマン。
だが勝利に浸るのはまだ早い…。
ここで整理しておこう。
おそるべきラスボス!「海道」はまだ克服しておらず、色んな顔を持つコルクさんが色んな角度から攻め続けるも連敗中の手強い場所!
これが大きな課題の一つ。
もう一つは慢性的に残っているクラクラする症状について。
これは内服治療を始めとする、ストレッチ、運動などを日々試している。
後は、時々起こる軽い「めまい」である。
これは体調の良くない時に起こるのか…、疲れからくるのか…?
正直、その辺りもまだ掴みきれていないが、めまい体操など行っている。
パニック障害なりたてのホヤホヤの頃は、それこそ「動悸」「めまい」「多量の発汗」「手の震え」「耳の響き」車の運転などとてもできず…
挙げ句の果てに、意識を失いそうになったり、ろくに歩けなくなったり…
これ以上に何がある⁈
と言いたくなる程の症状に襲われていたコルクさんが…
良くぞここまで回復したものだ!
もう少しである。
へへへ。
「完治」を企むコルクさんは、日々毎日の生活のどこかにヒントがないかと目を光らせ続けるのでありました(^^)
【次回予告】
まだ残っている症状を何とか騙しながらも仕事に励んでいたコルクさんを、またもや体調不良が襲いかかる!それは「クラクラ」と「めまい」であった。そこで素直に敗北を認める性格ではないコルクさんは…。
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