こんにちは、コルクさんです(^^)
あなたは自分の感情が繊細で、体や心が「疲れやすいなぁ」とか「しんどいなぁ」と感じた事がありますか?
もしそうなら、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)かもしれません。
非常に敏感な人間、感受性が高すぎるかもしれない可能性があるからです。
これはパニック障害にかかる人や自律神経の弱い方に見られるものでもあります。
今日は、このHSPというものの特徴を確認していきましょう。
目次
HSPとは?
感受性が高い人であるという事は、もう1つのある事と関係があるのです。
それは、感覚処理感受性です。
この感覚処理感受性という言葉は、90年代に心理学者のエレイン・アーロンとアーサー・アーロンによって作られました。
感覚処理感受性とは、基本的には中枢神経系の感受性の高まりと、身体的・社会的・感情的刺激の深い認知処理を反映する性質、または性格の特性です。
簡単に言うと、自分自身の環境から考えに至るまで、あらゆるものに対して鋭い反応を示すという事です。
エレイン・アーロンとアーサー・アーロンはこれらをハイリー・センシティブ・パーソンと定義しました。
この頭文字をとってHSPと呼ばれます。
では、説明はここまでにして、実際にあなたがHSPであるかどうかを確認していきましょう。
1.すごく感情的になる
これはHSPの主な兆候の1つです。
HSPは非常に豊かな精神世界を持っています。
ストレスを感じているその瞬間に、その精神世界に集中する事ができるのです。
もしあなたがHSPではなく、自分の知り合いにHSPの人がいたら、絶対にその人たちに「自分は変わっているんだ」と思わせたり恥ずかしがらせる事はやめましょう。
思いやりを持って接しましょうね。
2.人の心を簡単に読める
もしあなたが誰かがいる空間に入ったとして、すぐにその雰囲気を感じ取る事ができたのなら、あなたはHSPであるに違いありません。
HSPは非言語コミュニケーションに長けていて、他人のわずかな気分の変化でも感じる事ができるのです。
それは、無意識のうちに脳が事細かな注意を払っているからです。
HSPが他人のことを良くわかる事は良いと思うかもしれませんが、ついつい自分で他人の感情を吸収してしまうので、信じられないほど精神的に疲れてしまいます。
会話を終えた後など、かなり疲れてしまうのであれば、HSPかもしれませんね。
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3.カフェインが苦手
カフェインは一般の人と比べて強烈に影響してしまう事が確認されています。
HSPの人がカフェインを摂取すると、鼓動や緊張感が激しくなり最低でも2時間くらい、下手をすると1日中ひどい気分になってしまいます。
HSPの人にとっては基本的にコーヒーは、アンパンマンが常に顔が濡れている状態と同じなんですね。
4.ホラー映画が嫌い
HPSの人はこのジャンルの映画には耐えられないはずです。
HSPは信じられないほど共感的で、過度に刺激されやすく、苦しんでいる人を見るのはひどく耐え難いのです。
5.大きな音を恐れる
ホラー映画が苦手な理由としてもう1つあげられるのが、HSPは大きな音に対しての処理が苦手だという事です。
大きな音にはすごくびっくりしてしまいます。
例えば、街中で高音で鳴っている音楽や大声で話す人達などです。
HSPは自然とたくさんの出来事に圧倒されがちなので、不必要に大きな騒音はとても耐えられません。
自分で考えたり何かに集中していると、かなり妨害されている気になります。
もし道端の車の突然の警報や予想外の雑音が本当に怖いと感じるのであれば、HSPである可能性が高いと言えます。
6.とても礼儀正しい
HSPは自分自身が全てを非常に強く感じてしまうので、他人の気持ちを絶対に傷つけないようにしています。
エレイン・アーロンとアーサー・アーロンはHSPの人が非常に良心的である事を確証しています。
HSPは細かいことには全て気がつくので他人のマナーの悪さも気になります。
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7.争いごとに耐えられない
自分や他人を含めての頻繁な口喧嘩や論争はHSPにとってかなり緊張感を感じさせるものです。
特にひどい口論の後の感情は、身体的な病気につながってしまう事さえあるのです。
その結果、対立を避けようと、平和的に物事を解決しようとする傾向にあります。
自分が親しい人と口論になる恐怖を体感するより、相手が聞きたい事を言ってしまった方が簡単だからです。
8.お腹がすごく空く
しばらくの間、何も食べていないと怒りっぽくなったり、イライラする事がありますか?
それはお腹が空いているからですが、HSPは完全に違うレベルで空腹を感じてしまいます。
食事を取るときに起こる血糖値の変化に対する感受性が敏感だからです。
なので空腹時に否応無しに気分が変化してしまうのであれば、それは自分がHSPである可能性が高いです。
9.光・匂い・感触に敏感
HSPは明るい光に晒されると非常に不快になります。
大きな騒音のように、明るい光は強い感覚として脳が認識します。
強い匂いや良い香り、衣服の荒い感触でさえも同様です。
強い香りのする部屋が耐えられなかったり、快適な感触の服を慎重に選んだりします。
10.鮮明な夢をみる
HSPは先ほども言った通り、別の精神世界を持っています。
HSPは真の空想家で、ほとんどの人は子供の頃に想像上の友人が何人もいたはずです。
ある程度成長してからは、アカデミー賞を受賞するような非常に綿密な構想の、あたかも現実であるかのような夢を見る事が多いです。
もちろん起きている時も同様で、常に妄想が止まらなかったり、新しいアイデアや計画、シナリオが湧き溢れているでしょう。
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11.不安神経症や鬱になりやすい
HSPは強い感情を持ち、その感情はしばし他人の感情によって影響を受けます。
これが強い場合は、不安神経症やうつ病のような深刻な問題につながる可能性があるのです。
深い感情を処理できないので、このような状態と向き合うのはとても難しいのです。
これは、環境・身体・心の中の世界から他人とは違う過剰な刺激を経験することにより、うつ病になる可能性があるからです。
思考と心のバランスを保つためには常に精一杯、頑張る必要があります。
12.批判を否定的に受け取る
人が何気なく発言した言葉にはHSPを励ます材料になることもあれば、落胆させてしまう材料にもなります。
HSPは励まされるとなんでもできると思うでしょう。
逆に強く批判されると、その自信が急降下してしまいます。
HSPは非常に感情的な脳を持っています。
たとえその批判が事実ではなかったとしても、感情的に物事を処理してしまうということです。
グサッと刺さるような言葉は、過去に言われたきつい言葉の記憶まで呼び起こしてしまう可能性もあるのです。
HSPでも心配しないで!
この12個の項目のうち、あなたはいくつ当てはまりましたか?
これはいくつ当てはまったからHPSだという基準はありませんが、多い人ほどその可能性が高いと言えます。
もしあなたが自分はHSPだと思ったとしても気を落とす必要はありません。
あなたは何も悪くありません。
色々な面で敏感な為に、ただ人より疲れやすいということだけなのです。
この手の人の特徴は、人に気遣いができて、人の気持ちが分かってあげられる人でもあります。
優しくて、いいところがいっぱいある人とも言えます(^^)
気にしすぎるとこには注意して、自分を苦しめないように気をつければいいだけの話です。
そうする事で、あなたの良さがとても引き立つはずです!
自分の特徴を知る事で、これからの生き方に繋げください(^^)
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